こんな症状はばね指の可能性が考えられます。
- 朝起きた後に指の曲げ伸ばしがしにくい
- 指を伸ばすときにカクッっと引っかかる
- 指が完全に曲げられない
- 手のひらの指の付け根を押すと痛む
ばね指とは?
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ばね指(弾発指)は、指の屈筋腱と腱鞘の間で炎症が起こり、腱が腱鞘を通過する際に引っかかりが生じる疾患です。この症状により、指を曲げ伸ばしする際にばねのような動きをすることから「ばね指」と呼ばれています。
症状について
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最も特徴的な症状は指を伸ばした時の引っ掛かりです。
また、図の位置(手のひら)に押した際の痛みやしこりが見られることも特徴です。
原因
使いすぎ
パソコンや、楽器演奏、手芸など反復的な手の使いすぎで炎症を生じ発生する事があります。
ホルモンバランス
妊娠・出産期や更年期など女性ホルモンの関係で腱鞘が硬くなることが分かっており、それに付随して発生する事があります。
加齢
年齢と共に腱や腱鞘が硬くなり、滑走性が低下するために発生します。
他の疾患や体質
糖尿病やリウマチ、甲状腺疾患が影響すると言われています。
ばね指の治療方法
ばね指の治療方法は大きく分けると以下の3つのなります。
①固定やリハビリ
②注射
③手術
①から③へ行くほど改善する可能性が高くなる一方、リスクも高くなることが一般的です。
したがって、固定・リハビリでダメなら注射を、注射でダメなら手術を検討すると良いでしょう。
おおた中央接骨院の対応
おおた中央接骨院では、ばね指にお悩みの方へ対して以下のような施術を行っています。
固定
簡単に取り外しが可能な装具を作成しています。
夜間装具として、就寝中に着用して頂くことをお勧めしております。
物理療法
ハイボルトなどの電気刺激で炎症を抑えることが可能です。
手技療法
腱の柔軟性を改善したり、周囲組織のこわばりを取るためのマッサージやストレッチを行っています。
まとめ
ばね指は、中高年のほか妊娠出産前後の女性などにも発生します。
治療法は、リハビリから注射、手術までさまざまですが、まずリスクの少ない固定・リハビリを試して効果が無ければ次の治療ステップへ進むことをお勧めします。
太田市のおおた中央接骨院では、ばね指について固定・リハビリを実施しています。
始めの治療としてお試しいただいてはいかがでしょうか?