５歳以下の幼児に好発する肘内障は肘の亜脱臼を呈する疾患です。
おおた中央接骨院でも、多くの肘内障対応実績がありますので、肘内障についてどのような疾患で、どのような対応をするのか解説いたします。
肘内障とは？
肘内障とは、肘に位置する橈骨頭から靭帯が抜けてしまう、亜脱臼のことを言います。
大人は、骨が成熟し靭帯が抜けることはありませんが、骨の頭の部分（橈骨頭）が小さく未成熟な小児に好発します。
どのような状況で発生する
肘内障は以下のようなシチュエーションで発生します。
- 親が子供の腕を引っ張った際
- 鉄棒などにぶら下がった際
このようなシチュエーションのあとに痛みの訴えが生じた場合は、肘内障の可能性が高いと言えます。
どのような症状を呈する？
肘内障は以下のような症状が発生します。
- 腕を使おうとしない
- 万歳ができない
- 手首やうでを痛がる
このような症状の訴えが特徴的で、外れた靭帯部（肘）ではなく手首周囲に痛みを訴える傾向があります。
肘内障が発生してしまったら？
痛めた原因が、転倒などで手をついて発生した場合は、手首や肘、鎖骨の骨折の疑いもありますので整形外科を受診しましょう。
手を引っ張るなどして発生した場合は、ほぼ肘内障と言えますので、当院を受診いただければ直ちに整復操作を行い、外れた靭帯をもとの位置に戻すことができます。
整復操作とは？
整復操作とは、外れた肘の靭帯をもとの位置に戻す作業のことを言います。
位置関係やメカニズムを知っていれば簡単に整復することができ、当院でも数多くの整復実績があります。
肘内障のよくある質問
健康保険は使えますか？
はい、健康保険適応で整復を行うことができます。
予約なしで緊急で見てもらうことは出来ますか？
当院は予約優先となりますが、肘内障のような緊急の対応は優先的に行っています。
まず一度お電話でお問い合わせ下さい。
リハビリは必要となりますか？
整復操作を行えば、その場で痛みが消失し通う必要はありません。
必要性に応じて翌日問題なく手を使用しているかの確認だけさせていただいております。
