こんな症状は胸郭出口症候群かもしれません
- 腕や手にしびれをかんじている
- 手がむくむ
- 手が冷たい感じがする
- 頑固な肩こりのような症状が抜けない
- 腕を上げて作業をするのがつらい
胸郭出口症候群の方はこのような症状を訴え来院します。
それぞれ、別の病気も考えられますのでこの症状があるからと言ってすぐに胸郭出口症候群であると決めつけもできません。
胸郭出口症候群とは?
原因は?
首から手先に向かって走る神経や血管が、首や胸部で圧迫やけん引されることで発生します。
神経や血管が圧迫・けん引される原因として、不良姿勢、使い過ぎ、先天的な奇形(頸肋)が影響します。
若いなで肩の女性に多く発生する「牽引型」
おおよそ90%はこの牽引型とされており、リハビリで治る可能性が高い
怒り肩で筋肉質の男性に多く発生する「圧迫型」
およそ10%がこのタイプに該当する。
リハビリが無効なことが多い
胸郭出口症候群の見分け方
肩こり症状のほか、腕のしびれやだるさ、冷感、むくみなどを訴える方がいた場合に疑いを持って検査をします。
胸郭出口症候群は様々なと徒手テストが存在しており、これらを組み合わせることでおおよその判断が可能です。
ルーステスト | 腕を肩の高さまで上げ、手のひらのグーパーを1分以上行えるかテストします。 腕のだるさや痛みが強くなる場合や1分以上行えない場合は陽性となります。 |
モーリーテスト | 鎖骨うえの斜角筋隙という部分を圧迫し、腕や肩に痛みやしびれが出現するかをみます。 |
アドソンテスト | 手首で脈をとり、頭を症状が出ている側を振り向くように見ます。さらに少し上を向くような姿勢となり、手首の脈が取れなくなった場合は陽性です。 |
ライトテスト | 手首で脈をとり、腕を肩の位置より高く上げ胸を張った姿勢をとります。 この姿勢で手首の脈が降れなくなった場合は陽性です。 |
また、胸郭出口症候群と同じように腕の痛みやしびれをだす疾患として、「頸椎ヘルニア」「手根管症候群」などがあります。
自己判断せず、病院受診もしくは当院へご相談ください。
おおた中央接骨院の胸郭出口症候群施術
症状やテストで胸郭出口症候群が疑わしいと判断した場合、おおた中央接骨院では以下のような治療を進めていきます。
姿勢改善
猫背姿勢をはじめとした不良姿勢は、神経血管の通り道を狭め、胸郭出口症候群の発生原因となってしまいます。
当院では、ストレッチを中心にこのような不良姿勢を改善することで胸郭出口症候群の緩和を行います。
マッサージや電気療法
マッサージや電気の刺激により痛みや筋緊張を緩和します。
比較的即効性のある施術で、今ある症状を緩和するために役立ちます。
リハビリ
必要性に応じて姿勢改善や体の使い方の改善を目的とした運動療法(リハビリ)を行います。
これらを行うことは再発防止にもつながります。
胸郭出口症候群の施術フロー
①検査と鑑別
問診や各種検査で、胸郭出口症候群に該当するのか?もしくは他の疾患が考えあられるのかを判断します。
頸椎ヘルニアなど、早期に整形外科を受診するべき状態の場合は、当院での治療と並行して整形外科を受診していただきます。
②施術開始
電気療法やマッサージ、姿勢矯正などを行い症状の改善を目指します。
症状の強さや、タイプにより施術内容を調節しながら治療を進めます。
③アドバイス
日常生活での姿勢や体の使い方、またストレッチなどのセルフケアも早期の症状改善には欠かせません。
当院では、LINEでセルフケア方法を分かりやすくお伝えしております。